田中流

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内容紹介
それが来たら、絶対に答えたり、入れたらあかんてーー。
幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。
取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。それは誕生を目前にした娘・知紗の名前であった。
原因不明の怪我を負った後輩は、入院先で憔悴していく。
その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。
一連の怪異は、亡き祖父が恐れていた「ぼぎわん」という化け物の仕業なのか?
愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。
真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。
はたして「ぼぎわん」の魔の手から、逃れることはできるのか・・・
第22回日本ホラー小説大賞受賞作品である「ぼぎわんが、来る」

選考委員の綾辻行人さん、貴志祐介さん、宮部みゆきさん絶賛!とあり期待大の作品。

物語に中だるみや癖がなく、すらすらと物語にのめり込むことができスピード感抜群でした。

どこまでもついてくる「ぼぎわん」から逃れることの出来ない恐怖

ホラー作品の王道的展開で、「リング」などよりも読みやすくオススメできます。

また伏線もうまく張られていて、ミステリー作品のような感覚もあり楽しめます。

三重県で伝わる化け物「ぼぎわん」・・・!?

澤村伊智さんには、三重県に化け物を誕生させていただき感謝しかありません笑

三重県にお住みの方はインターホンが鳴っても、不用意に返事をしてはいけません・・・

それは「ぼぎわん」かもしれない。

田中
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内容紹介
1000年後の日本。人は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けていた。
注連縄に囲まれた自然豊かな集落「神栖66町」では、
人々はバケネズミと呼ばれる生物を使役し平和な生活を送っていた。
その町に生まれた12歳の少女、渡辺早季は同級生たちと町の外へ出かけ、
先史文明が遺した図書館の自走型端末「ミノシロモドキ」と出会う。
そこから1000年前の文明が崩壊した理由と、現在に至るまでの歴史を知ってしまう。
禁断の知識を得て、早季たちを取り巻く仮初の平和は少しずつ歪んでいく・・・

本作のタイトルはアントニン・ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』に由来する。
この曲の第2楽章を原曲とした歌曲「家路」の歌詞が作中に何度か登場する。

全6章構成。物語は早季の書いた手記という形で進行していく。
内容的には、12歳・14歳・26歳の時期の3部に分けられる。
まず貴志祐介さんの「黒い家」で読書デビューをして

ホラー作品ばかり読んでいた私に「SF」の引き出しを与えてくれた作品です

文庫版上中下と3冊購入。かなりのページ数ですが一気読みしてしまいました。

おそろしい「徹夜本」です(笑)

ただ長いのではなく、長いからこそ面白い!

上中下と進むにつれて面白さが加速し、どんどん作品にのめり込んでいきます。

読了後は、ひとつの物語を読み終えてしまった喪失感と「貴志さんやべぇわ」の感想で頭の中がいっぱいでした(笑)

個人的に、貴志祐介さんの最高峰の作品だと思っています。

ぜひネタバレやレビューなど見ずに読了してください!

読書慣れしていない人は、総ページ数で敬遠してしまうかもしれませんが

思い切って購入してください(笑)

田中
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内容紹介
防犯コンサルタント榎本径と弁護士の青砥純子が
密室殺人の謎を解き明かしていく「防犯探偵・榎本」
シリーズ。
暴力団の事務所
美術館の展示室
人里離れた山荘
海に浮かぶボート
という風変わりな四つの舞台で不可能犯罪が・・・
短編集ですがかなりのボリュームです

榎本径と青砥純子の掛け合いの楽しさもあって

あっという間に読めました

しかし、どの作品も難解です

特に「ミステリークロック」はトリックが濃すぎてついていけませんでした・・・(笑)

もう少し薄くしてもらわないと頭の回転が追いつきません、すいません(笑)

「コロッサスの鉤爪」が個人的に好きです

真夜中の海でボート釣り・・・ボートの下に巨大生物・・・想像しただけでも怖いです

四作品とも完成度が高く、専門知識系のトリックが多いのでかなり難しい作品ばかりですが

一読しても損はない作品です!

田中
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内容紹介
神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、
いわくつきの映画研究会の夏合宿に参加する為、同じ
大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘
を訪れた。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝
試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫
湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。
緊張と混乱の一夜が明けーー。部員の一人が密室で惨
殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の
幕開けに過ぎなかった・・・!究極の絶望の淵で、葉
村は、明智は、そして比留子は、生き残り、謎を解き
明かせるか?!
奇想と本格が見事に融合する選考員大絶賛の第27回
鮎川哲也賞受賞作。
まずタイトルに一目ぼれでした笑

ホラー好きの私は屍人の文字だけでもワクワクします

一気読み余裕でした

それほど面白い展開!

あ、ネタバレはしませんのでご安心を^^

学生たちが旅行先のペンションで殺人事件が起こる

という定番な展開ですが、

「まさかの出来事」が起こりクローズドサークルが完成してしまいます

その混乱の中、密室殺人が起こり大混乱へ・・・

頭の中が「?!」ってなりました笑

ただ奇抜なだけでなく上手い!

一読の価値は十分あると思います!

あと登場人物の魅力も十分ですので(誰とは書きません・・・)

シリーズ化することを期待しております!

『屍人荘の殺人』オススメです♪

田中

いきなりですが

休日は

山登ったり

釣りしたり

ギャンブルしたり

の私でしたが

新しい趣味として

読書始めました

初めて買った本が

貴志祐介さんの「黒い家」

・・・ホラーが大好きです笑

「ホラー」以外にも「SF」や「ミステリー」が好きです

そんな私が面白かった本を(勝手に)紹介していきたいなと思います

APOAHOTEL(四日市)御宿泊のお客様で読書好きの方がいらっしゃいましたら

一緒に読書トークしましょう!笑

ちなみに今読んでいるのは

貴志祐介さんの「ミステリークロック」

こちらも読後紹介したいなと思います^^

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